(このブログは2025年2月に更新しました)
パプアニューギニアは野鳥観察ツアーの中で最も魅力的なデスティネーションとして、世界中からの愛好家を呼び寄せています。
グリーンランドに次いで世界で 2 番目に大きい島であるニューギニアでは、21世紀となった今でも手つかずの大自然が残り、奥地へ一歩足を踏み入れれば、自然が作り出したとは思えないような極彩色の羽根をもつ鳥たちが、楽園さながらの環境で生き生きと羽ばたいています。そこには、800種類以上の野鳥が生息しており、そのうち390種類は固有種と言われています。ゴクラクチョウ(フウチョウ)やカワセミ、ヒクイドリなど、さまざまな鳥を見ることができるのです。
もちろん、それらをすべて観るためには相当の装備と、時間と、お金をかけなければいけません。バードウォッチングの母国、英国から訪れるツアーは平均で3週間ほど、ヘリコプターを使って人の住まないジャングルを訪れたり、豪華客船を借り切ったりして川を遡り、樹上に臨時のハイドを建設してお目当ての野鳥を探し求めます。彼らは、お目当ての野鳥を観るためなら、泥にまみれるキャンプ生活も厭いません。
そんなの無理、というあなたへ。(実は私も無理です😢)
実は、お手軽に訪れることのできるデスティネーションがあります。
国際線が発着する首都のポートモレスビーは、実は知る人ぞ知る野鳥の宝庫なのです。
ここなら、比較的快適なホテルに宿泊し、実質滞在3泊くらいで珍しい鳥を充分に観ることができます。もちろん、時間とお金に余裕のある方は、標高のちがうハイランド地方を組み合わせることで更に充実した野鳥観察ができますが、ここでは、ポートモレスビーに絞った野鳥10選をお伝えしていこうと思います。
目次
6 忍者顔負けのトサカレンカク
7 凛々しさならハシブトゴイ
8 美しさなら負けないチャガシララケット
9 人形にして持ち帰りたいキバシショウビン
10 瑠璃は藍より出でて藍よりも青しールリミツユビカワセミ
お楽しみに!
#ポートモレスビー近郊で観察できる野鳥はもっと多くあり、これはあくまで筆者の個人的趣味と見解によるリストですので、ご容赦ください。また、天候や季節などの自然条件により、必ず観察できると保証するものではありませんので予めご了承ください。