さらばラバウルよ①ラバウルってどこにある?

【このブログは2026年1月に更新されました】

私事になりますが、1994年8月に青年海外協力隊に合格した私は、翌年4月からラバウルに赴任することになりました。

昭和生まれの私は、戦争を経験した世代の父などから軍歌をよく聞かされていました。
酔っ払った父から、「加藤隼戦闘隊の歌」?(エンジンの音、ごうごうと~)、「同期の桜」(お前と俺とは同期の桜~)などと共によく聞かされたのは「ラバウル小唄」。キャッチーな歌詞と、子供にとっても懐かしい響きが、戦争を知らない世代の僕の心にも残っています。

青年海外協力隊の募集文面、30年以上が経過した今でも覚えています。

「ラバウルは太平洋戦争の遺跡が多く残り、自然に恵まれてマリンスポーツなどが盛んですが、観光をプロモーションするノウハウがありません。現地に入って手伝ってくれる若い方を募集します。観光業界経験2年以上、大卒経済経営商学部卒」

自分にピッタリやん、と思って応募したら合格してしまったのですが、恥ずかしながらラバウルはなんとなくヤシの生い茂った南の島だろう、くらいにしか知らず、ナウル共和国のようなラバウル共和国?と思い込んでいました(笑)

こんなイメージでしょうか? ヤシの木が生い茂り、セスナ機がカタカタと音を立てて離発着するのどかな南の島、という感じです。

もちろんラバウルがパプアニューギニアの一部であることも知りませんでした。

実際には、日本から赤道を超えて南へ6000キロ離れたパプアニューギニア。

ニューギニア島はオーストラリアのすぐ北にある、(今、トランプ大統領の発言で話題になっている)グリーンランドに次ぐ世界第二位の大きな島です。

ラバウルは、そのパプアニューギニアに属する「ビスマルク諸島群」の中の「ニューブリテン島」にある街で、行政区分上では「東ニューブリテン州」の州都になります。

新しいブリテン、その隣に新しいアイルランド。ここまでは良いのですが、

アイルランドの隣にはNew Hanover、「新しいハノーバー島」があります。アイルランドの隣がドイツの都市、というのも植民地時代の名残を残していて面白いですね~。

青年海外協力隊の訓練所の英語の先生はイギリス人の方で、「僕は新しいブリテンに行くんだ」と言ったら、「古いブリテンよりはよっぽどましだろうよ」と言われた覚えがあります。

余談はさておき。

ラバウルへは首都のポートモレスビーから航空便が毎日就航しており、100人乗りほどのジェット機で1時間20分。

ラバウル、トクア空港。しっかしターミナルがあります。

プロペラ機がカタカタと音を立てて離発着する南の島、ではありませんでした。

結局、ラバウルではその後大きな火山噴火あり、私が配属される予定だった州政府観光局のオフィスが吹っ飛んでしまったため、任地が変更になったのですが、やはり最初に赴任が決まった街、として印象深いものがありますし、その後何度も訪れましたが、パプアニューギニアのなかでも最も好きな街の一つです。まさに「さらばラバウルよ」を実地で行くようです。

このブログでは、そんなラバウルの歴史や魅力、見所などをご紹介していきたいと思います。

しばらくの間、お付き合いください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です