パプアニューギニア、部族の祭典5選
(※このページは2025年1月に更新されました)
「パプアニューギニアってお祭りがいっぱいあるけど、どれがいいのか分からない」
「一生に一回なら、どのお祭りに行くべきか」
「どうせだったら一番インパクトがある部族の祭典に行ってみたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
年がら年中ライブショーを行っている部族の博物館??
はじめまして。
私はパプアニューギニアにてPNGジャパンという現地旅行会社を営んでおります、上岡秀雄と申します。
1995年に青年海外協力隊員としてパプアニューギニアの地を踏みました。当初は2年のはずだったのですが、何かの縁だったのでしょう。いつの間にか「世界最後の秘境」と呼ばれる国で30年を過ごしてきました。
世界各地、いろいろなお祭りがあります。リオのカーニバル、スペインのトマト祭り、タイのソンクラン。日本に目を向けてもねぶた祭り、阿波踊り、だんじり祭りなど、ユニークなお祭りが目白押しですね。
では、パプアニューギニアのお祭りのどこがすごいのでしょうか?
パプアニューギニアのすごいところは、お祭りの時だけではなく、昔ながらの伝統がそのまま生活の一部として、今も生き続けていることではないでしょうか。年がら年中ライブショーを行っている部族の博物館、と言ってもいいかもしれません。
雑然としていてワイルドで、奇妙な格好をした部族があちらこちらで踊り狂っていたり、節をつけて歌をがなり立てている。でも、心の底から楽しんでいる。あるがままの迫力に満ち溢れているのです。観光客に見せるため、というのではなく、「おい、お前、俺たちのハレの儀式だ、よかったら一緒に楽しんで行けよ」、と怖い顔で二カッと笑いかける。そんな彼らと一緒に、こころゆくまで踊れる、そんな魅力が満載なのです。
さて、どのお祭りに行くべきか?
パプアニューギニアでは、ヤムやタロなどの収穫を祝うお祭り、婚姻や成人の儀式、死者を弔う踊り、そして部族抗争の代わりに始まった大きなお祭りなど、全国各地でさまざまなお祭りが行われています。
なかには、近年になって始まったお祭りも多くあります。
メジャーなものだけでも、マスクフェスティバル、マウントハーゲンショー、ゴロカショー、モロべショーなど。レアものとして有名なクロコダイルフェスティバルやエンガショー。さらにブーゲンビル・チョコレート・フェスティバルや、ケラムフェスティバルなど、地方色たっぷりのものまでお祭りの目白押し!!
数が多いのはいいのですが、地域によって衣装も踊りも全く異なりますし、いったい、どのお祭りを訪れたらよいのか、目移りしてしまいますね。
この記事では、現地に長年住みながら旅行会社を営んできたプロの視点で、ガイドブックには書かれていないようなことをお話ししようと思います。
みなさんの素敵な旅行の一助となれば幸いです。
それでは、次回から具体的なお祭りを紹介してまいります。
お楽しみに!
■目次
1. シンシンショーの代名詞、マウントハーゲンショー(マウントハーゲン)
PNGは最後の楽園
豊かな自然が一杯
極楽鳥や
大型インコが飛んでいて、
鳥好きにはたまらない場所でした。
残念ながら、お祭りは博物館の衣装を見るだけに終わってしまいましたが、次に行く時は是非祭りの時期に行きたいですね。
次回楽しみにしていますね。
ありがとうございます。
またぜひお越しください!